Applibot Rig
Applibot rig
「アプリボットリグ」は、株式会社アプリボットが提供するMaya用のフリーリグ。
アプリボットで実際に使用されているリグを元にした、シンプルながらもアクションの制作に適した視認性の高いリグとなっている。
エイビー -ab-
背景や剣、揺れものアニメーション用の尻尾を備え、アニメーション学習に最適化された設計。動かしやすい体型と簡単な操作性を重視し、揺れものや武器を組み合わせながらモーションを学べる環境を提供。学生が扱いやすいリグを目指し制作した作品となっている。
アート段階ではアプリボットのコーポレートカラーを前面に押し出していたが、色調を抑え、メカ感を強めたルックに変更。
武器の特性に加え、猫耳や尻尾も名残として残している。
初級者がアニメーションを学ぶことを前提に、揺れものや武器を付けやすく、さらに動かしやすい体型になるよう工夫。プロが制作したデータを直接確認できる点は、学習において大きなメリットであり、画期的な試みのひとつである。
スイレン -suiren-
道場風背景や多彩な武器を備え、揺れものやフェイシャルリグにも対応した表現豊かなリグ。武器変更による動きの変化や表情表現を組み合わせることで、中級者がより複雑で魅力的なモーション制作を学べる環境を提供。
「動きやすいキャラクター」というテーマのもと、中華風デザインで制作。名前は、翠色のキャラクターで練習してほしいという願いから『スイレン』と名付けた。アート段階では、棍がメイン武器として設定されている。
中級者向けリグ「スイレン」には、道場風の背景や多彩な武器が付属。揺れものやフェイシャルリグも追加されており、中級者向けにより表現豊かなモーション制作が可能。
スイレンには複数の武器種を実装。武器の切り替えにより変化する動きが楽しめる。
グミー -gummy-
学習用サンプルモーションを多数同梱したリグ。敵役として配置したり、リアクションを付けたりすることで、作品に動きの厚みやバリエーションを加えることが可能。柔らかく感情豊かな表現を学べる設計で、モーション制作の練習に最適。
バウンシングボールの延長課題として、さらなる練習用キャラクターを求めて誕生した。ボールとは異なり、柔らかさや感情のある生き物らしい表現に挑戦できるリグ。カラーは全5色を展開で、シンプルながらも愛嬌のあるキャラクターとして仕上げた。多数のサンプルモーションを同梱しているので、敵役として配置したり、リアクションを加えたりすることで作品に厚みと動きのバリエーションを持たせることができる。
ガーネット -garnet-
アプリボットのリギングシステム「General Rig」で生成されたキャラクターリグ。
半自動でリグ構築が可能なモジュラー方式を採用し、プロ仕様の操作性を体験しながらモーション制作が学べる。
Mayaビューポートで快適に動かせ、可愛さと鎧・武器の重厚感を両立した見た目が特徴。
キャラクターデザイン
ガーネットは「甲冑」と「重さ」という2つのキーワードを大切にデザイン制作。既存キャラクターであるエイビーやスイレンは、アプリボットのコーポレートカラーである青が基調のデザインだが、今回はキーワードをより強く表現できるように主人公らしい赤の際立つデザインになっている。重厚な表現が映えるよう意識しつつ、フリーリグのモデルとしてだけでなく一人のキャラクターとして魅力的になるよう制作した。
3Dキャラクターモデル
アートをもとに、ガーネット本体と武器を3Dで制作。「動かしていてテンションが上がるモデル」を目標としつつ、Mayaビューポートで快適に操作できる軽さと、アートの印象を崩さない再現度のバランスを重視。比較的シンプルな構造ながらも、ガーネットの可愛らしさや鎧・武器の重厚な質感がしっかり伝わるよう工夫を加えた。特に顔はどの角度から見ても魅力が損なわれないよう細かく調整した。
3Dモーション
ガーネットのリグコントローラは、アプリボットが開発したリギングシステム 「General Rig」 によって生成されている。
半自動でリギングを進行でき、パーツ単位でコントローラを配置できるモジュラーリギング方式を採用。実制作現場と同等のリグ環境をそのまま操作可能。プロ仕様に触れながらモーション制作できる点が魅力。
3Dエフェクト
Mayaビューポートで軽快に動く仮エフェクトを制作。誰でもすぐ使えるようシンプルに設計しつつ、ポストエフェクトやビルボードが使えない環境でも発光感と360度破綻のない表現を実現した。
汎用的なヒット・スラッシュに加え、コントローラで形状を変えられる火の玉やオノマトペ演出など、多用途に試せるバリエーションも用意。見た目のクオリティにもこだわり、既存の仮エフェクトより視認性と説得力の高い仕上がりを目指した。
3D背景
キャラクターコンセプトに合わせ、ハイファンタジーの天空城をテーマに制作。ガーネットの赤が映える青空と雲海、そして紋章やエイビーの巨像といったアプリボットらしい意匠を散りばめ、広大な空間でモーションと画作りの練習に活用できる背景を目指した。
Mayaビューポートの制約下でも没入感を損なわないよう、フォグ表現や多層配置の雲によって城が雲海に沈み込むような奥行きを演出。また、容量・ポリゴン数を最適化し、背景の広さに対して軽量に扱える設計にした。
















